アパレルの供給過剰という問題(前編)

6月に入り、ずいぶん多くの店舗がオープンしている感が出ました。

テイクアウトでもいいので、よく通っていた飲食店に足を運んで1点でも多く注文しようと思う週明け。

おはようございます。『インスパイア メンズ』の林です。

今回はアパレルの在庫問題。

「例年より在庫があるけど、ウチの店は大丈夫かな?」
「アパレル不況って言われてるから、これから値下げが多くなるのでは?」

こういった疑問に向き合ってみます。ちょっと長くなるので2回に分けてみました。

モノの価格は需要と供給で成り立っている

世の中にある大半の商品は需要と供給(需給)で成り立っています。
例えばマスク、バカ高く売れたのもつかの間、供給が行き渡った途端に価格が落ちます。

これは、どんな商品でもだいたい同じです。

需給と強い相関関係にあるのが在庫。
マスクも在庫を調整できたなら、価格は維持されたかも知れません。

新車を買う場合、納車まで数ヶ月は待ちますよね。ラーメン屋でも商品が出てくるまで数分は待ちます。

当然これは、注文を受けてから商品を作るからです。

お客さんの入る前から予測でラーメンを作り出すクレイジーなラーメン屋は存在しないし、夕方6時すぎから「ラーメン3割引き!」なんて事にもならない。

これは、在庫と関係があるからです。

クルマの販売店や飲食店の多くは完成品の在庫を持っていません。だから、価格の維持が可能なんです。

対照的に多くのアパレル店は完成品の在庫のみ扱っています

しかも、衣料品が生産開始から店頭に並ぶまでの時間は、人気車種の納車とだいたい同じです。

最近は進化しているものの、早くても2週間くらいと中古車の納車イメージとなります。

言ってしまえば、とても手間がかかっているんです。

供給過剰という問題が、問題として意識され始めた

年々悪化する衣料品の「供給過剰問題」。統計データが正しいなら、生産した製品の約半分が売れ残っている都市伝説のような状況になっています。

日本で販売される衣料品の約半分が売れ残っている

すでに供給 ”超” 過剰なんですね。

これがセールを生み、モールで耳にする「70%オフで―す!」と言うかけ声を生んでいます。

コロナ禍によって、この問題が強くフォーカスされ始めていて、

近い将来、在庫問題が無くなる方向に進む気配を感じます。

では、なぜ在庫問題が無くなるのかを(後編)で考察してみます。

 

それでは、コロナに負けず今日も良い一日を!

こちらのリンク下部よりコメントできます。

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