おはようございます。
「岐阜武」インスパイアの林です。
コロナの襲来以降、スマホやTVでニュースを見る機会が増えた方も多いと思います。
ニュースも色々で、関わり方で解釈が分かれたり、うのみにし過ぎてしまう危険性を持っています。
無料で情報が手に入る現代は、自分の軸を持っていないとニュースに踊らされてしまいそうです。
今日はニュースとの関わり方をシェアしたいと思います。時間のない方は最後の【まとめ】をチェックしてみて下さい。
ニュースは切り口によって解釈が変わる
帝国データバンクが2020年上半期の倒産データを公表しました。
記事によると
倒産件数は3943件で、実に3年連続で件数が減少。
負債総額も2000年以降で最小とあります。
コロナでも倒産件数は減っている?
あれっ!
コロナで景気悪いんじゃないの?
イメージと実態は必ずしも一致しない。という話ではありません。
一部の企業はさておき、全体で見れば企業業績は間違いなく悪化しています。
なぜこんな内容のニュースが出てくるのか。
これは、物事の切り口によって解釈が違ってくるからです。
この場合、「帝国データバンクの切り口だとそう見える」と理解すると上手くニュースと付き合えます。
内閣支持率もニュースメディアによって数値が違う
いつも政権に批判的なメディアがあるように、政権寄りのメディアもあって、双方の内閣支持率は大きく離れているものです。
どのメディアがどんな切り口で何を伝えるのかは結構大切だったりします。
例えば、政権寄りのメディアが政権批判をするなら、政治に大きな変化が起きていたり政権が変わる可能性があると解釈します。
今はまさにそんなニュースが出ているので、そういう方向感があるのかも知れません。
謎の株価上昇
いろいろ言われていますが、景気とは関係ない現在の株価上昇。
過去の教訓もあって、国は社会安定のため企業を潰せません。
企業への補償を手厚くするため財政出動と金融緩和、簡単に言えば「お金をバラ撒いて」企業の倒産を防いでいます。
空前の金余りが起きている
個人はどうか。
支出を控えながら、貯蓄を増やし、増えた余剰時間で証券口座の開設を考えたり、行き場のない資金を株や金に振り向ける動きが出ています。
この場合、謎の株価上昇に大きく関与しているのは個人と考えます。
ニュースを見て多面的に想像すると、経済の素人でも景気が悪いのに株価が上がっている理由が推測できる。
多面的に物事を観察すると見えてくるモノがある
今後、WEBサービス系の株トレードや新規上場で成り上がった人に注目が起こるかも知れません。
そうなった場合、そのジャンルは局地的なバブルに警戒が必要です。そんな未来も想像できます。
ニュースに振り回されない軸を持つ
世界と比較すれば日本の感染状況はまだマシです。ただ、外食を含めた小売り全般は大きく疲弊しています。
株価とは対照的に人の心理はまだ戻っていないので、小売りではこれから格差が大きくなると思ったほうが良さそうです。
まだまだネガティブなニュースが出やすい環境にあります。自分の軸をしっかり持って上手くニュースと関わっていきたいと思います。
【まとめ】
・物事の「切り口」によって解釈が変わってくる
・どのメディアがどんな切り口で何を伝えているかを意識してみる
・「多面的に物事を観察する」事で全体がぼんやり見えてくる
・自分の軸を持ってニュースと関わる姿勢が大切!
情報だったり、信用だったり、これからは目に見えないモノに価値が置かれる時代になりそうです。
それではコロナに負けず今日も良い一日を!