何だこれは?

旅と写真がテーマのブランド『INSPIRE』の営業担当の林です。札幌の研修会場に来ています。この時期の北海道としては暖かいのですが、さすがに雪だと寒いです。

こんな時は暖かいお茶が最適。しかし、自販機にホットのお茶が売っていません!代わりに何だかオカシイものが・・・今時このアプローチは無いよなと思いながらも、まんまと購入してしまいました。(左から3番目)

やっぱりと言うべきか、いたって普通のものが出てきました。しかも冷たい。せめてホットで欲しいし、これが『柿の種』とか『乾電池』『ワサビ』なんかが出てきていたら、あと数回はトライしてましたね。

この時思った事は年始の福袋もこういう感覚なのではないか。という事でした。

以前、どこかの書店で『初恋の切なさを思い出したい方に』的なテーマを付けて本を販売していた事を思い出しました。いくつかテーマが書かれた包装がしてあって、どんな本が入っているかは分からない『書籍の福袋』のような売り方でした。まだ知らない本と出合える素敵な企画だったと記憶しています。

かつての福袋はエンターテインメントだった

近年、 販売が減少傾向にあるアパレルの福袋。 事前に中身が分かり安心安全でお買得になっています。 今思えば、中身が分からなかった時の方が面白味があったのかも知れません。開けるまで何が入っているか分からないワクワク感からお買得にシフトした事で面白味が欠如した感があります。

SNSが発達した現代ではもう一度エンターテインメント性の高い福袋の時代が来るのかも知れません。 バズる福袋です!

ワクワク感の方向性は違いますが、こんな福袋を企画できれば宣伝効果バツグンで、拡散して知名度を一気に上げる効果が期待できます。マグロの初競り的な感覚です。何より、こういった企画は年初から福を与えてくれそうな気がします。10個くらいECサイトで販売できないものでしょうか。