学ぶ個人を応援したくなる件 【月曜から夜ふかし風】

旅と写真がテーマのブランド『INSPIRE』の営業担当の林です。

もう題名を読んだだけでつまらない記事だと分かりますね。そして長いです。
ホント笑えます。

旭川からの帰路の途中、ウイルスそっちのけでこの記事を書いています。

現時点で思う個人の学びについてまとめました。学ぶことに前向きになる方が増えたらうれしく思います。


キャンピングカーの展示場で見た親子の会話が斬新すぎた

あるイベントに行った時のことです。
700万円のキャンピングカーを前に腕組みをして立ち去ろうとする父親に小学3、4年生くらいの女の子が

『私がYouTuber(ユーチューバー)になって稼いでパパに買ってあげるね』

と言い放っている現場に遭遇。

冗談でもけっこう衝撃的でしたが、その方が可能性があると内心思ったことに時代を感じました。

ほとんどの場合、『じゃあ、どういう配信をしていこうか』という会話にはなりません。

このあたりに、世代のギャップが埋められなくなっている現実を実感します。

学びのコストは確実に下がっている

スマホがあれば何でも調べられ、amazonによってどこにいても本が買え、YouTubeなら動画で学べる。
購入さえしなければ、大部分のサービスが無料で使える素晴らしい時代です。

もはや大学へ行く意味すら希薄になるほど学びのコストは下がってきています。

そんな状況でも、自己投資よりもゲームへの課金の方が圧倒的に市場規模が大きい国、それが日本の姿です。

YouTubeは面白動画から実利を生む方向へとシフトしています。
現代はYouTubeで学んで鮨職人や起業家になる人が普通に出てくる時代感を持っておく必要があります。

これは前世代の経験の価値が相対的に低くなる事を意味しています。

『働き方改革』で創出した時間の使い方が試される

残業は悪とされ、それほどストレスなく有給休暇の取れる良い時代となりました。

しかし、その時間を何に使うかに個人差が出ます。

そこは誰も指南してくれません。

空いた時間の一部を個人の学びに使った人と使わなかった人との差は、時代が進むほど加速度的に離れていくと思います。

これは、営業職でも販売職でも経営者ですら皆同じです。

もし販売職なら、時間の一部を販売の資格取得にあてたり、接客や心理学をYouTubeで学んだり、体調を整える勉強にあてて職務の生産性を上げてこそ、はじめて働き方改革が生きてくると思うのです。

個人の余暇が増えるだけでは、生産性はむしろ下がります。

個人の集積が集団の力なら、個人がレベルアップしない集団の生産性は下がり続けるという事になります。

混沌と混乱の裏で新しい秩序が生まれている

混沌とした政治、ウィルスが引き起こす混乱、これらの裏で何かが確実に変わっていく感覚を最近覚えます。

アパレルに関わっていると増税、暖冬、人口減、ウイルスと難局続きに思えます。
これが、時代の節目の変化だとすれば妙に腑に落ちます。

いつの時代も大きな変化は大きな難局の後にやって来る

今が難局だとするなら、これは大きな変化の前触れかも知れません。

変化に対応する行動(学び)を個人レベルで行っていく事が、個人や企業にとっても、国家にとっても最善なのだとマスクをしながら思うのでした。

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