ようやく国による「緊急事態宣言」が解除され、少しほっとする思いです。
スポーツ・ジムが再開していないためか、走る人の姿をよく目にするようになりました。
広いとは言えない空間でマシーンを使って走っているより、「普通に考えれば」よっぽど健全ですね。
おはようございます。『INSPIRE メンズ』の林です。
コロナ禍の影響がつづく中、いつも通りの業績を上げられない企業が圧倒的に多くなっています。
ファッション業界も大惨事に見舞われています(涙)
平穏な社内にいると忘れてしまいがちですが、これから世の中は徐々に変わらざるを得ない状況となっています。当然ビジネスも同じです。
小売り、サービス系企業についてのニュース記事を見る中で気になるのは、「インターネット販売への対応の遅れ」というフレーズです。
これはアパレルに限った事ではないのですが、新聞では今更ながら毎日必ずと言っていいほど出てきます。
また出た!みたいな感じです。
ここをちょい掘りしたいと思います。
これまでIT系の方と話すと、日本企業はITシステムやネットへの考え方が保守的すぎて世界と戦えないという見解をよく聴きました。
まず、多くの企業はITシステムを外注しています。
一方で営業、経理、サービスなどは内製化している事が多い。
地域にもよりますが、アメリカだとITシステムを率先して内製化しているんですね。これが普通という事なんです。
今後、ZOZOTOWNとまではいかなくても自分たちに合ったシステムやアプリを開発して育てていく企業がいずれ「普通の企業」になっていくのかも知れません。
内製化すれば自分たちのシステムを自分たちで改善できて、スピーディーで柔軟なIT戦略を打つことができますからね。
いつかこの「インターネット販売への対応の遅れ」というフレーズが使われなくなったら、小売りやサービスの世界は「普通に考えれば」結構変わっているのでしょうね。
そう遠くないかも(笑)
それでは、コロナに負けず今日も良い一日を!