旅と写真がテーマのブランド『INSPIRE』の営業担当の林です。
長年、立ち仕事を生業にされている方には、足の疲れや腰痛を患っている方も多いと思います。それを軽減できないものかと靴選びについて学んだ事をシェアしたいと思います。
今回は東海エリアで活躍されている柔道整復師の上杉先生にどんな靴を選ぶと身体への負担を軽減できるのか伺ってきました。
靴選びを間違えると健康を害する
腰痛 肩こり ひざの痛み 身体のゆがみ
良く聞く身体の悩みです。上杉先生は靴選びとの密接な関係を指摘されています。
日本では家屋の構造上、靴選びは脱ぎ履きのしやすさやデザインに関心が向きやすく、足へのサポート性は二の次になっています。
これは、欧米スタイルの革靴やブーツが長時間の着用を前提としていて脱ぎ履きに重点を置いていない事と重なります。
では、どんな靴が足へのサポート性が高く、身体に優しいのかポイントをまとめてみました。
靴選びのポイント
- かかとがしっかりした物を選ぶ
- 靴を雑巾の様にひねって形が崩れない物を選ぶ
- 靴底全体が曲がらない物を選ぶ
- サイズを間違えない
1.かかとがしっかりした靴を選ぶ
かかとは足の土台。しっかり足を固定してくれる靴を選びます。
靴のかかとをある程度強くつまんでみて型崩れしない靴がベストです。
今日履いていたNIKEの靴はずいぶんと型崩れしてくれました。んー残念。
2.靴を雑巾の様にひねって形が崩れない物を選ぶ
軽くてやわらかくクッション性に富んだ靴。とても身体に良さそうですが、実は足が固定できないのでサポート性は低いのです。
柔らかい=足に優しい のではない。
スニーカーを中心にこういった靴を良く見かけますが、雑巾のようにしぼれてしまう靴は要注意となります。足の裏が疲れている人の多くは、こういう靴を履いている事が多いそうです。
生活空間における長時間のスリッパも程々が良さそうです。
3.靴底全体が曲がらない物を選ぶ
これは靴底に柔軟性がありすぎます。 これでは足裏のアーチをサポートできません。
丁度いい柔軟性とは、つま先のみ曲がる靴です。
足の可動部分は可動し、固定部分は固定されている靴が良い靴と言えます。
4.サイズを間違えない
サイズはインソール(中敷き)で判断すると分かり易いです。
インソールにかかとを合わせ、足のつま先からインソールの先端までの距離が人差し指1本分くらいが適切なサイズです。
サイズ選びは多くの方が間違っているそうです。サイズは靴によって様々なので、本当は専門の方に相談したり、測定しての購入がおすすめです。
サイズなど長年の履き方を改めるのは難しい事ですが、もしこれで腰痛や肩こりが改善するなら簡単な事かも知れません。
まとめとして、ポイントをもう一度・・・
靴選びのポイント
- かかとがしっかりした物を選ぶ
- 靴を雑巾の様にひねって形が崩れない物を選ぶ
- 靴底全体が曲がらない物を選ぶ
- サイズを間違えない
補足として
靴ヒモはしっかり締めましょう。
どんなに良い靴を選んでも無駄になってしまいます。そして、これは今すぐ出来る事かも知れませんね。
立ち仕事が少しでも楽になる方がいれば幸いです。