「半沢直樹」に見るパターンの威力

2020年8月のお盆シーズン!
暑くてクラクラします。

おはようございます。
「岐阜武」インスパイアの林です。

テレビドラマを楽しみする事って久しくなかったのですが、「半沢直樹」だけは違ったようです。

どうしても見てしまう。

今回は半沢直樹を題材に「型」の大切さシェアしたいと思います。

結論はドラマでもビジネスパーソンでも「型」は重要。過去に成功した「型」を破れる人は逸材になっていくという内容です。

【前回の1シーン】
半沢が出向している証券会社から銀行への栄転を受けて、送別会での半沢の言葉


どんな会社にいてもどんな仕事をしていても

自分の仕事にプライドを持って

日々奮闘し、達成感を得ている人のことを

本当の勝ち組と言うんじゃないかと

オレは思う。

グッときますね。年だからでしょうか。

視聴率は初回が22.0%、第2話が22.1%、第3話が23.2%(ビデオリサーチ、関東地区)とあり令和でもカッ飛ばしています。

ソーシャル・ディスタンスなんておかまいなしに、役者が接近してぶつかるシーンは「ツバ」まで見えるようで愉快です。

半沢の徹底的に働く姿は「働き方改革」の真逆をひた走っていて痛快であり、密接を意識してバリバリ働けない現代社会の「ストレス解消」になっているとさえ感じます。

パターン化された方程式がある

半沢直樹のパターンを解析すると

ピンチ ⇒ 奮闘 ⇒ チャンス ⇒ 逆転(倍返し)⇒ 勝利

こんなストーリー展開が見られます。

視聴者は半沢が「ピンチ」から「勝利」までのプロセスを楽しんでいて、まず「ピンチ」ありきです。

最初はイラッとするけどスカッと終わるバラエティ番組「痛快TV スカッとジャパン」に似た感覚で、最初に悪党が出てくる「水戸黄門」や「ウルトラマン」に共通する方程式が存在します。

半沢直樹は勝利までのパターンが受けていて、脚本の勝利と言えます。

その脚本に豪華俳優陣の圧倒的な演技力と顔芸がプラスされて、鉄板のドラマになっている。


「型」のある作品はロングヒットになりやすい

パターン化とは言い変えると「型」です。この「型」を持っている作品は長く人々に愛される傾向があります。

これはドラマに限らずビジネスパーソンにも言えるのです。

優秀な人は「型」を持ち、逸材は「型」に執着しない

芸能人やアーティスト、営業マン、販売スタッフなど数多く面接・面談をしてきた経験から言えば、優秀な人ほど自分の「型」を持っています。

さらに「型」に執着しない人は逸材レベルになることが多いです。

「型」に執着しないとは、過去に成功した「型」でも結果が出ないなら躊躇なく改善する姿勢を指します。

過去の成功に執着しない人は、チャレンジを続けて新しい「型」が増えたり、「型」の精度が高まっていく傾向が見られるのです。

一度、このループに入った人はどんどん成長していきます。半沢の言う「本当の勝ち組」とはこういう人なのかも知れません。

他方、過去の「型」に縛られている人は少しずつジリ貧になっていく。日本社会全体ではこっちの方が多いように思えます。

この両者が数年経つと、とんでもない差になっているのです。

そうだと分かっていても、あっさり過去の「型」を捨てられないのが実情です。

半沢直樹でもそんなシーンの描写もありますが、日々勉強ですね。

20年ほど前、半沢直樹・主演の堺雅人さんと何度もお会いしたことを懐かしく思います。彼は当時からしっかりとした「型」をお持ちでした。

今では逸材となり、ドラマという手法で日本全体を元気付けている。素晴らしい俳優さんだと思います。

次の日曜日が楽しみです。

それではコロナに負けず今日も良い一日を!

※熱中症にはくれぐれもご注意ください。

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