ライフスタイルにフィットした物が求められる ー「父の日」に見た消費の変化ー

今日は6月21日の日曜日、そう夏至です。
1年で最も昼の時間が長いとされています。

それに、今日は日食です!
夏至の日食は372年ぶり。ずいぶんと久しぶりですね。

では、夏至の日食での「父の日」は・・

さてさて、今日は2020年の「父の日」です。

おはようございます。
『インスパイア メンズ』の林です。

2020年の「父の日」

「父の日」のプレゼントを想像すると、定番なのは外食やお酒、おつまみ系、ハンカチ、ポロシャツなど、割と分かりやすい感じでした。

今年はプレゼントで調理道具が急に売れ出しているらしく、ライフスタイルの変化によって消費も変わり始めています。

コロナ前は平均的な【売れ筋カテゴリー】が存在感を放っていましたが、今年はどうなんでしょう。

今回は
「ライフスタイルにフィットした物が求められる」というテーマでお届けします。
ちなみに、テーマが結論になっています。

ちょっと極端に例えるなら、
「父の日」で2番目に売れた商品は・・・エプロン!
えーッッツ!!

みたいな現象が一部で起きています。
(まぁ、これは例えですが・・)

今年は例年より「父の日」の広告が減少していて、テレビや新聞に限らず、インフルエンサーを使ったSNS広告(インスタなど)も減少していました。

そうなると、世間のオススメを感じないためか、消費が分散しています。

INSPIREでも「父の日商品」と位置付けしているポロシャツからTシャツへと需要が分散していて、「父の日 = ポロシャツ」という考えを改めていく必要性を感じます。

これからの消費を考えると、
消費は「集団平均」から「個別最適」に移っていくと考えます。

 

ライフスタイルにフィットしたモノ、店がより求められる

多くの方は自粛中、普段の生活を見直す時間があったと思います。

その結果、普段の生活には何が大切で、生活のセンターピンをどこに持っていくのか見直した方も多いのではないでしょうか。

服やブランドが提供している価値観がどんなに素敵であっても自分の生活とかけ離れていれば、当然それを選ばなくなります。

この傾向が、これから更に強くなると感じます。

これは逆も言えて、これだと決めたら何度も購入するという事も多くなると思うのです。

普段の生活にフィットしたモノがより求められ、提供者は今まで以上に消費者のライフスタイルに着目する必要があるし、消費者もブランドの考え方を知っておくと、より良く買い物をする上で効率的になります。

アウトドアならこのブランド。
それがトレーニングなら、アウターなら、低価格なら、上質なら、と言う具合に取捨選択され、自分のライフスタイルと服との近さが決め手になります。

これは店舗も同じです。

ライフスタイルにフィットした店も求められている

現在、家から近いショップの需要は増加していて、広域商圏の大型店舗から、より近い店舗へと集客が移っている傾向が一部で見られています。

買い物は近くで、旅行は若干遠くへ!というライフスタイルを好む世相なら、足元商圏が強い店舗の需要は今後増加しく事になります。

ここ数年はライフスタイルと消費が密接になっていく「個別最適」への過渡期だと思うのです。

どんどん価値感が変わっていきそうですね。

それでは、コロナに負けず今日も良い一日を!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です